登下校時の子どもの安全確保
宮城県で登校中の小学6年生の女児が男に刺され重傷を負った事件がありました。
これを受けて文部科学省は緊急通知を出しました。
文部科学省は23日、全国の都道府県教委などに対し、登下校時の子どもの安全確保を徹底するよう緊急通知を出した。
宮城県の事件は教職員らがいない学校の正門前で起きたため、緊急通知では、ボランティアを養成するなど、地域全体で子どもの安全を見守る体制を整備するよう求めた。
私がいつも疑問に思っているのは、何故何かしら子どもの事件や事故があった際に求められるのが「地域ボランティアの力」なのか、というところです。
もちろん、子どもを育てるというのは、地域・学校・家庭の3方向からの協力と援助が欠かせないものです。
都心部において地域とのかかわりが希薄になっていると思われていますので、ここを重点的に見ていくのも正しいでしょう。
しかし・・・私が言いたいのは、事件・事故が起きても政府は絶対そこに資金を投入して何かの解決を図ろうということはしない、ということです。
「地域ボランティア」というと聞こえはいいですが、よーは「金は出さない。金がないから誰かタダで子どもを守るよう努力してくれ。自分たちで何とかしろ。」といっているのと同じです。
継続的に警察官とか教師たちを動かすよう提案でもしてくれれば、と思ってしまいます。
早朝地域を見回ることで教師に残業代が発生するなら、そういう手当てに対して誰も文句は言わないと思いますが、どうなんでしょうね。
数年前になりますが、奈良の小学校で起きた事件・・・その事件後、ある小学校では登下校は集団登校がずっと続けられ、それに保護者も付き添うよう指示されています。 もちろん全員の家の保護者が毎日付き合うわけにも行きませんので当番制にしているようですが、集団登校なんて数件の家庭が集まるだけですから、当番が回ってくるのもすぐ。 仕事を持つ家庭としてはかなり厳しいです。
そりゃ「子どもの安全と仕事とどっちが大事なんだ!」といわれてしまえば黙るしかありませんが、現実この兼ね合いはとても難しいと思います。
とりあえず最近の政府からの発言では、何とかしないといけないけどそんなところに予算なんかかける気はないというときに、お手軽に「ボランティアの力」といっている気がします。
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