周囲の期待、重圧。中高一貫に通う事
受験競争の重圧の中、自らの希望と周囲の期待とのギャップに悩んだり、揺れたりしている子どもたちについて考えてみます。
大阪の2年男子は小学生の時、父親から「学歴が大事」と言われ、中学受験を決めた。今もよく同じ言葉をかけられる。「子供は親の期待に応えようと無理に頑張るところがある。本当は親のためなのに、自分のためと自分をだましだまし勉強している子供もいる」と語り、「小学校では勉強ができたことで優越感を感じていたが、それ以外の価値があることに気づき、迷いや劣等感が生まれることがある」と続けた。
このコメントが、今の学校教育・社会の教育に対する偏見などの隠れた問題を浮き彫りにしていると思います。
どういうことかというと、なぜか「勉強が出来る」「勉強を沢山やっている」ことが価値として認められていないということです。
学校の考え方も、社会一般の認識も、「子どもはガリガリ机に向かって勉強ばっかりするんじゃなくて、もっと外で遊んでいろいろな経験をする方がよりすばらしい」という考えなんですよね。
たしかに、外へ出て、沢山の友達と、様々な環境の中で遊びをしていった方が、経験的には良いと思いますし、それを多くしていることは価値のあることだと思います。
でも「勉強を頑張っている」ことだって、十分その子の価値の1つになるはずです。
「勉強しかしていない」ことで、どうして劣等感を感じなければならないのでしょうか。
「スポーツを頑張る」「遊びを頑張る」のと「勉強を頑張る」のでは、なぜか「勉強を頑張る」方が子どもにとって良くないと、どこかの誰かが吹き込んでいるような気がします。
親も子どもも結果的に「勉強を頑張る」方を選択したのであれば、自信を持ってその道を進んでいいと思いますし、気持ちよく「勉強を頑張る」ことができるよう環境を整えていってあげればよいと思います。
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