勉強の楽しさを伝える塾
進学塾の講師・授業は厳しいかと思いきや、実はあえて授業を脱線する場合もあったりします。
授業をする教師の質によって、子供たちの授業内容の理解も変わるのは当然です。
講師はあえて話を脱線させる。都道府県を学ぶ社会の授業では、新潟県出身の講師が、雪下ろし中に屋根から落ちた思い出話を派手なジェスチャー付きで披露。道路の融雪システムの説明に、子供たちが感心した様子で聞き入る。
時計の短針と長針の間の角度を計算する算数の授業では、「ところで、短針と長針が重なるのは1日何回でしょう?」と尋ねる。必死に角度を計算していた子供たちが顔を上げ、「1時間に1回重なるから、24回!」と答える。正解は22回。なぜ24回でないのかを理解するには、少し時間がかかる。その間は、角度の勉強はお休みだ。
「それでいい。勉強は本来、楽しいもの。子供たちには、勉強を嫌いにならずに、学ぶことを面白いと感じながら成長して欲しい。子供が本気になって自分から学び始めれば、学力は一気に伸びる。結果的に入試にも合格するのです」
ひたすら、まじめに教科書どおりに授業をされても、頭になんかちっとも残りません。
自分の子供の時を思い出しても、何か先生がしょうもないことを話したことの方をよく覚えていたりします。
時間内で押さえるべきところを押さえつつ、より記憶に残りやすいような話題を織り交ぜながら授業を展開できるかどうかは、その教師の力量次第。
教員採用試験もだいぶ変わってはきていますが、所詮ペーパーテストの点数と体育や音楽の実技試験では、人間性までは計ることができないでしょう。
教科書を教えることしかできない教師には、小ネタの1つや2つ、仕込むくらいのやる気が欲しいですね。
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