総合学習 塾で伸ばす「考える力」
新学習指導要領では「総合的な学習」というのが登場。教科の壁を越えて、総合的に学ぶための時間です。
総合的な学習に関しては、目的に関してはいいと思うんですよね。
ただ、公立学校の教師に総合学習を運営できる力があるかどうかが、かなり不安です。
だって、その前の「生活科」新設のときも、結局「生活科」の教科書通りに授業しているだけで何の特色もなくなってしまっています。
大体春になったら「春を探し」に行って、夏前に「ミニトマト」とか植えてみたり、秋には「落ち葉」や「どんぐり」とか拾って、寒くなって外に出にくくなったら「ペットボトル」とか「お菓子の箱」でリサイクル?ともいえないおもちゃを作ってみたり・・・ってなことをやっている程度では?
教科の壁を越えて総合的な授業を展開しようと思ったら、普通に小学校の教科書を教えられる程度の教科の知識しかなかったら、まず無理でしょう。
首都圏で進学塾を展開するSAPIX/サピックス(本社・東京)は5~7月、小学5年生に計5回の集中講座「エコクラブ」を開いた。ごみや水、米作りなど環境にまつわるテーマで、約1300人が参加した。
講座に使ったスライドは5年前から撮りためてきた。来年は、さらに規模を拡大する予定だ。
「環境問題は、これからの子供たちに避けて通れないテーマだが、社会や理科の勉強だけではカバーできない。生きる力を育てたい」と語る。
ということで、塾の登場って感じですね。
確かに、小学生の間は、本当は「受験勉強」よりも、こういう社会や科学に対する興味を深めるための学習をさせてあげたいと思います。
でも、中学受験では結局「筆記試験でいい点数がとれるかどうか」なので、受験のための勉強が先になってしまうのがなんとも辛い所ですが。
学校の生活科や総合学習の時間の内容はたかが知れているかと思うので、こういう「生きる力」関連の教科書では補え切れない内容も塾の力が必要となると、ますます経済格差による教育内容・学習内容の格差が広がってしまう気がします。
こういう、教室でテキストやプリントだけではできない内容の授業って、割高ですからね・・・
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